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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年04月11日

Old-school load out

超多忙なTさんの話によれば、あまりに仕事が忙しくなると、

こびとさんが替わりに仕事を片付けてくれてた事があるそうです。
(仕事片付けたの覚えてないだけ。)


DEVLOGも
こびとさんが
替わりに書いて
くれねーかなー。

かなー。

かなー。

かなー。


さて。


先日、海特以外はやらないの?って話になりまして。

昔から海特が好きだから海特一本で、なんて話をしたんですが、
ふと思い返すと、実は陸一般 ⇒ 海兵一般をやってた過去が有ったりします。

高校生の時ですから、もう15年くらい前ですかねー。。。

という訳で今日は海特な人にはあまり興味のない内容になるかと思います。





主に80年代から90年代中盤まで使用された一般歩兵の個人装備、
PASGT (Personnel Armor System for Ground Troops)とLC-2装備です。

PASGTはM1ヘルメットとM1969アーマーの後継として採用されました。
ケプラー製で、どちらかというと砲弾等の破片を防ぐ目的で採用されていた様です。


今日は主にアーマーとLC-2装備にフォーカスしようと思います。
アーマーはソフトアーマーのみで構成され、ハードプレートは保持できません。

フロントパネルにポケットが付いているのみで装備を保持できない為、
アーマー単体ではなくLC-2や90年代に主流となったTLBVと併用して使用します。

写真は米陸の第101空挺師団の様ですね。
左の緑枠の兵士はTLBV、右の青枠の兵士はLC-2の装着が確認できます。




当時はTLBVよりもLC-2の方がカッコいいだろうって事で、
LC-2を集めていました。

着用時は、LC-2のYサスペンダーを肩のパネルの下にくぐらせるのが正解ですが、
無視してアーマーの上から着用している横着さんもゐた様です。




アーマーは84年製で、初期の物と思われます。




調べていくと微妙にマイナーチェンジをしている様で、
肩のパネルを留めるフラップのボタンが隠れているモデルも見受けられます。
先に挙げた第101空挺師団の右側の兵士もマイナーチェンジ後の物ですね。
(95年ごろの物は更新されていました。)
他には変化は見られない様に見受けられます。


続いてLC-2装備です。


LC-2装備はYサスペンダーとピストルベルトを骨組みとして、
ALICEクリップでマグポーチ等のポーチ類を保持するシステムです。

我が家に有るピストルベルトは後期タイプのバックルです。




LC-2のポーチ類はナイロンが今のナイロンポーチほど丈夫な生地ではないらしく、
M16マグポーチのふたの裏側が崩落してきましたw


LC-2も細かなマイナーチェンジをしているらしく、ガスマスク対応キャンティーン、
先に挙げたピストルベルトのバックルが変更、ブットパックのバックルの変更や
マグポーチの中の仕切りの廃止等が施されています。


我が家のキットはM16マグポーチ×2(旧仕様)、1qtキャンティーンポーチ×2(新旧)、
ブットパック×1(旧仕様)、エントレンチングツール×1の構成です。
(NSW用にM16マグポーチの予備がもう2個あります。)
ガスマスクポーチはM17用です。

年代合わせを考えるとちょっとチャンポンな感じ。
ピストルベルトは古いの買っときゃよかったなー。。。






当時の一般は今の様に個々に無線が普及していた訳でもなく、
バヨネットとかM40ガスマスクとか、足りてないものもちょいちょいありますが、
装備一つ一つが安かったので、高校生でも無理なく揃えることが出来ました。
そう考えると良い時代だったかもしれませんね。


折角なので、海軍におけるPASGTやLC-2の話も少ししたいと思います。

LC-2は主にタクティカルベストやチェストリグが普及する前の80年代~90年代にかけて、
CWU-27PやPTアーマー、ABAのタクティカルギアなどと組み合わせたCQB装備や、
LC-2メインで組まれた野戦向けの装備など、SEALでも使われていました。

ただ、一般歩兵にも支給される安かろう悪かろうな装備だったので、
破れやすかったり壊れやすかったようで、
1992年のCM誌のSEAL特集等を見ると、ダクトテープでぐるぐる巻きにして、
補強して使っている例も見られます。




一方のPASGTですが、当時のSEALはバリスティックというとPTアーマーに代表される、
ハードプレートを保持するarmorをCQBに使っていたぐらいだった様で、
SEALが使っていた形跡はありません。

ただ、SWCCでは使用されていました。
艦艇を狙った砲撃の破片等から身を守るという意味合いでの使用かも知れませんね。




海特以外に目を向けてい見ると、
90年代後半にFORCE RECONが訓練時にSOEのベストと一緒に使っていました。




いろいろと憶測も有るようですが
当時このフォトを見た時にFORCE RECONにも憧れましたねー。
SOEのベストなんて高くて買えませんでしたが。。。

あれー、海特じゃないじゃん?って話ですが、海特以外出来る余裕なんてないです。
△に憧れるけど、生半可な覚悟で二足のわらじは出来ない気がしますしね。。。


話がそれました。


この先ヘルメットなんて書く事あるんかい!!って若干不安になりますが、
ヘルメット編に続きます。


きっとw  
タグ :PASGTLC-2


Posted by フサヲ・F・ふさお  at 14:57Comments(0)Plate Carrier / Armor