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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年07月21日

ふぁっしょんもんすたー

ふぁっしょんもーんすたあぁー♪


という訳でお洒落の基本、すなわちコーディネートの土台となる、
プレートきゃりーのお話です。

きゃりーじゃなくてキャリアですね。


ネタが古い!!!!


いやー、この記事そもそも1月くらいには書こうと思ってたんですが、
カラチ出張が忙しくてですね。(二次元)


SEALやDEVGRUのプレートキャリア(以下P.C.)と言えば、
LBTの6094シリーズが有名です。
http://lbtinc.com/vest-h-gear-carriers/plate-carriers.html?p=1


一言に6094といっても。。。

6094A
ベーシックモデルのMサイズ。PALS付き。

6094B
ベーシックモデルのLサイズ。PALS付き。

6094C
ベーシックモデルのXLサイズ。PALS付き。

6094A slick
文字通りのPALS無しのslick Mサイズ。カマバンがやや貧相。

6094B slick
文字通りのPALS無しのslick Lサイズ。カマバンがやや貧相。

6094C slick
文字通りのPALS無しのslick XLサイズ。カマバンがやや貧相。

6094K
330D使用、Magポーチが縫い付けられた計量モデル、Mサイズ。
フロントパネルのみ。

6094L
330D使用、Magポーチが縫い付けられた計量モデル、Lサイズ。
フロントパネルのみ。

6094M
E-SAPIプレートが入らず、撃たれても助からないマゾモデル。

ではなく、6094AのL~XLサイズらしい。
現在廃盤の為、現在は6094B、6094Cとなっている物と考えられる。

6094N
パッと見6094A。現行の6094Aと書いてあることは同じ。
パネルは現行の6094Aより小さめ?でもないな。
何だこれ?

6094P
2711A対応モデル。カマバンのデザインも少し違うらしい。

6094UW
Under Waterの略。フローティングパネルが付属している。

6094V
プレートが保持できる程度の簡素なモデル。

6094*RS
Releasableの略。*にはA、B、Cが入る。


更に。
中に使用するPLATEによって、E-SAPI plate専用モデル(GEN I)と、
safariland社製swimmers plateを使用するswimmers cut(GEN II)に
分かれます。

更に更に。
2度マイナーチェンジを行った為、製造時期により3種に分かれます。

更に更に更に
AOR1、AOR2を始め、CT、CB、KH、MC、MG、TAN499、ACU、WLと、
多彩なラインナップ!!


マジカオス。


官給品にはよくある話ですが、軍に安定供給を図る為、
同じ物を複数のブランドで作成、納入することがあります。

LBTの6094も例外ではなく、複数のブランドがP.C.を供給しています。


EAGLE

DPC(Devgru Plate Carrier)
swimmer cutのみの冗談みたいな名前のP.C.。
ショルダーパッドのサイリュームホルスタや、チェストリグ・
スリングなどに使用可能なファステックス等、
取り外し可能なオプションが付いてる。



MMAC(Multi Mission Armor Carrier)
E-SAPI対応。
DPCの改良版でwebbingなど細かな所で変更がされている。
http://www.eagleindustries.com/products/detail.aspx?id=231


PECI FLOATATION INC
PECIは、VBSS等の洋上での作戦でのマストアイテム、
TFSS(Tactical Floatation Support System)のメーカー。

MBSC(Maritime Ballistic Safty Carrier)
フロント、リアのパネルに浮力パネルを入れるポケットが追加されている。
空気式の浮力パネルが内臓され、バルブを通す為の穴がパネルに空いている。
P.C.自体は、eagleのOEMじゃないか、との事。
(写真を見る限り、DPCがベース?でも今更?)
http://www.tacfloat.com/products/mbscii

webbingがdigになってる。。。

CTFSS(Cummerbund Tactical Flotation Support System)
文字通り、本品はカマバンのみ。
下部の数珠を引っ張ると、カマバン内臓のTFSSが開く仕組み。

実際の使用例に関しては、まだ確認出来ていないので分かりませんが、
TFSSの納入実績を考えると、MBSCも、、、と考える方が自然かもしれません。
(ってかこの会社Virginia Beachにあるって、
 海軍以外の誰と商売するんですか?って感じですね。)

ちなみに、EAGLEの方は、CM誌2012年8月号に、PECIの方はCM誌2013年1月号に、
詳しく紹介されています。
一読の価値ありだと思うので、気になる方は是非ご覧になって下さい。


で、我が家のP.C.は6094Aです。







2010年8月製造の中期モデルのGEN I、廃盤のcoyote tanです。

DEVGRUのみならず、今やSEALでもAOR1の6094が多くなってきました。
ところがどっこい、AOR1なんて高くて手が出せません。。。

AOR1以外の6094となると、選択肢はCTかMCになりますが、
SEALでの使用例が圧倒的に多いのはCTかと思います。



DEVGRUでのAOR1以外の6094の使用例です。
(これってCTじゃなくKHかしら?)
AOR1以外の画像は、手持ちの物だと古い画像が多いので、
proto~初期の可能性があり、良く出回ってる中期CTだと
イマイチかもしれませんね。
(そこまで言い出したらキリがない気もするけど。。。)



6094A自体は色々な所で詳細が紹介されている為、
ここでは事細かには書きません。
全体的にwebbingが施されてて、
カマバンとカンガルーポケットが付いてて、
カマバンの内側にPRCとサイドアーマーのポケットと、
あと、何に使うか良く分からないベルトが付いてるくらいです。
(ざっくり。)

ベルトは外しちゃうことが多いみたいですね。


そんな事より肝心なのは、この6094を如何に“盛るか”だと思います。
当然ゴテゴテ盛った方がカッコいいとは思うんですが、
見境もなくとにかく盛るのもどうかな?と、思いまして。

んじゃ、本職がどういう風に盛ってるんだろうって考えると、
その時々のオペレーションの内容によると思うんですよね。
例えば、数日間に渡るオペレーションなら、
携行する弾薬や食糧が多いから重装備だろうし、
強襲なら結構軽装備だろうし。


という訳で、

“敵拠点をヘリで強襲、ターゲットと必要な情報を確保した後帰還する”

というシチュエーションを基にポーチや小物を盛る事にしました。

Operation Neptune Spearの影響もありますが、
何より揃える物が少なくて済む & バックパック類を調べなくて済む!!
というメリットがあまりに大きくてw

MAPにしろバッグパックにしろ、何入れるの?話もありますし、ね。。。


以上を踏まえて、我が家の6094Aは、こんな感じになりました。





AOR1への憧れで、
気が付いたらDig物のポーチばかりになってしまいました。


これぞまさに、

“貧乏人の悪足掻き!!”


こんなん着てる本職いないし、不自然ですから、
良い子はマネしないで下さいね。

ダメ、絶対。  


Posted by フサヲ・F・ふさお  at 13:04Comments(2)Plate Carrier / Armor